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ターンイットインと朝日ネットが LTI1.3連携を完了し、パートナーシップを本格始動

The Turnitin Team
The Turnitin Team

生成AIの台頭により、教育界は環境の変化に直面しています。この変化に伴い、学生の独自の創造力や批判的思考力を伸ばすための適切なアプローチやツールの活用が不可欠となっています。学生は学習過程の中で継続的にフィードバックを受けることで、成長を促し、自己調整能力を身につけることができます。これにより、学生独自の創造力と批判的思考力が養われます。その根底にあるアカデミック・インテグリティ(学問に対する誠実さ、公正さ、一貫性)は、教育においてますます重要になっています。

昨年、ターンイットインと朝日ネットは、日本の教育機関におけるアカデミック・インテグリティを推進するためのパートナーシップを発表し、機能連携の実施に取り組んできました。そしてこの度、LTI 1.3での連携完了に伴い、国内でのパートナーシップを拡大することを発表しました。

LTI 1.3の連携が完了したことで、Turnitin Feedback Studioの認証統合に加え、manabaを利用する教育機関のユーザーは、Turnitin Feedback Studioを利用して、アカデミック・インテグリティの維持、成績評価とフィードバックの効率化、学習成果の測定と評価を行うことができるようになります。

ターンイットイン 北東アジア地域 リージョナル・ディレクター 松永ベッツィー(Betsy Matsunaga)は、 次のように述べています。「現在の教育現場では、インターネットや生成AIなどの技術の効果的な活用が期待される一方で、アカデミック・インテグリティを犠牲にすることなく、学習プロセスを支援することも求められています。この度の株式会社朝日ネット様との協業により、国内で多くの教育機関が利用する学習管理システムmanabaと弊社製品の連携を実現し、「教員のより丁寧な指導」と「学生が自ら考え、書く能力」の向上をご支援できることを大変喜ばしく思います。弊社は「学びの最大化」という両社共通の目的を強化し、日本のアカデミック・インテグリティ推進に貢献して参ります」

株式会社朝日ネット 上席執行役員 小松大は、次のように述べています。「対面とオンラインを併用した授業運営や学修活動における生成AIへの対応など、大学が推し進めるDX化に対応するために、manaba は2024年3月のバージョンアップにてLTIに対応しました。今回、ターンイットイン社の類似性チェックツールとLTI連携できることを非常に喜ばしく思います。この取り組みが、「学生が学業における誠実性・公平性・一貫性を担保し、教育に取り組むことで、学習と独自性のある思考力を醸成する」ことに貢献することを期待しています」

国内の多くの教育機関で採用されているクラウド型の教育支援サービスのmanabaは、課題管理機能や情報発信機能により、授業の事前・事後の学びを支援することに加え、授業中の学びをも最大限に支援します。また、課題レポートや学習評価が自動的に蓄積されるポートフォリオ・スペースを学生一人ひとりに提供することで、優れた学修支援環境の提供を実現します。